バス停ネーミングライツとは
ネーミングライツとは、民間団体等との契約により、公共施設等に企業名や商品名などの「ブランド名」を通称名として付与させる代わりに、当該団体からその対価等を得て、施設の持続可能な運営に資する方法です。
バス停へのネーミングライツは、2005 年に神戸市交通局で初導入されたのを契機に、主に自治体が運営するコミュニティバスで導入が進んできました。
沖縄県でも、2 018 年から沖縄市巡回バスで導入されています。
本島内の路線バス4 社が運営する路線バス停数は、現在1787 カ所あり、県民生活のランドマークとしても定着しています。
本取り組みでは、地域の企業の皆さまに年間2000万人が利用する路線バス利用客に向けたPR 活動の機会として活用してもらうとともに、皆様の支援も得ながら持続可能なバス停整備を進めて参ります。
バス停ネーミングライツ事業計画
- 対象バス停
- 本島内(4 社)で運行する路線バス停1787 カ所(「農林中金前」を皮切りに展開)
- 名称付与方法
- バス停に副呼称を付与。希望に応じて正式呼称も可とするが、公共性の観点から審査の上決定。
●除外バス停も設定。(空港・BT などランドマークとして現名称で定着。学校/ 公共病院/ 公共施設名など)
●バス停標識+車内放送+バスなび等表記+α - 契約期間
- 3 年間または5 年間
- 募集選定方法
- 対象企業条件、表記ルールを明示の上、年1 回公募。企業および名称を審査の上、選定。
●複数応募の場合は入札等で選定。 - 契約金額
- 名称変更に伴う初期費用(含む原状復帰費用)+ネーミングライツ契約金(複数年契約)
利用客数に応じたバス停ランク(4 段階)に応じた価格設定。